桜の。

 ちょうど見頃だったときに、歩いているところで出会った桜。

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 次の週には葉桜もポツポツと増えていました。その時は遠目だったのですが、少しずつ青々しくなっていく桜も、また近くで見てみたいです。

 ずっと見てたいです、桜。
 咲き初めでは春の綻びを、五分八分では花開いていく華やかさを、満開では一瞬の潔さを、そして葉桜では生命力を。
 そのどれらにも惹き付けられます。
 以前、蜷川実花さんの桜の写真集を見たときに、衝撃を受けました。繊細で儚い桜が一番好きだったのですが、鮮やかで、迫力のある桜の一面を、その写真集で感じました。繊細だからこそ、そんな桜の力強い一面を見れて、嬉しかったような。

 振り返ってみると、好きな作品は、桜の存在感のあるものが多いなあ。桜だから好き、というわけではなく、よくよく見れば好きな作品の共通点として桜が浮かび上がっているのですが。
 冴え渡るような白さも、色づきの淡さも、見上げるだけでそっと寄り添ってくれるような気すらします。
 春だけじゃなく、夏も秋も冬も、色々な顔を見る桜を、ずっと見ていたいです。

 それでは、また🌿


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明日葉そら

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