代わり映えない、ことはない。

昨日、ブログを書いてから布団に入る前、改めて夜空を見上げました。宵待月が、真上で輝いてました。

近くて遠い。
遠くて近い。
翳す手を包み込みながら、輪郭を青く白く縁取っていく。

街灯なんて要らないと思えるほどの明かりに、頼もしさを感じると同時に、儚さを覚えました。
暗い雲に遮られたら、あっという間に陰ってしまう。
その形を捉えられてしまうほど、強くはない光。

闇夜だからこそ際立つ美しさは、脆くも感じます。
ただ、だからこそ焦がれるのでしょう。

満ちるのを待っている昨日の宵待月。
明日には欠け始める、今日の満月。

日々何かしら、変化していくこの時間。
些細なことかもしれない。
でも、確かな変化はそこにあるから。

悩んだら、月の満ち欠けに目を向けて。

今日も月は廻っている。
明日は必ずやってくる。
昨日と異なる月を見上げて、「代わり映えないことはない」そう思える今を過ごせますように。


それでは、また🌿