言葉の伝え方。

 たったひと単語を抜き出すと同じ形をしているのに、それは確かに違う表情をしている。だから、自分の引き出しを開けて、それがどんな表情をしているのか、どんな姿をしているのか、言葉を尽くす。

 下手をすれば枠にはめる行為でもあるのに、それでも伝えたい思いから、最低限の彩りを添えて、同じ形でも違うものだと主張する。

 そうして、不器用ながら辿々しく紡いで、すれ違い、ぶつかりあっても、手放すことなく伝え続ける。

 本当の意味で、根本からわかりあうことは不可能かもしれません。
 でも、偶然思いもよらぬ人と出会うことがあるように、どこかで重なる部分が生まれることはあります。
 それだけで、いまは良いのかなと思っています。


 最近感じた、「言葉」は不完全だということ。
 不完全だからこそ、共感することもあって、完全にはわかりあえないような。だからこそ、愛おしくなることがあります。

 それでは、また🌿

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明日葉そら

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